2024年度
記入者 学校司書 |
<昨年度の活動・今年度の抱負・計画・その他> 今年度も昨年度に引き続き、一校に一人の学校図書館員が配置された。小学校5校に勤務及び中学校2校に勤務の合計7名である。7名のうち、3名が司書資格保持者で一日7時間勤務であり、図書館事務員の4名は一日4時間勤務である。 羽咋市は令和6年度能登半島地震で被災し、震度5強を観測した。この地震による市内の小中学校の被害は以下の通りである。大きな書架の横転は無かった。しかし、書架の本が床に落下した、背の低い本棚が倒れて、配置してあった本が散乱した、カウンターや書架の上に置いてあった物が落下した、図書室内の壁に亀裂が入った、などである。この被害を受けて各校では、地震が起きた時の避難経路の確認、背の高い棚の前に低い棚を移動して倒れた時に挟まれないように工夫、棚の最上部の本の落下が目立ったため、最上部に本を配置しない、本が落下した場合を想定して書棚と児童生徒が利用する机・椅子との間隔をとる、という対応を取った。対児童生徒面では、避難経路や子どもたちへの対応の仕方を確認した。 今年度で電子書籍を導入してから3年目に突入した。読み聞かせや朝読書などに活用、一クラスの児童生徒全員が同じ本を読めるなど、とてもメリットが大きい。対象となっている児童生徒は各人の端末で電子書籍を読めるようになっているが、目に見える紙媒体の図書とは違い、端末の中にあると意識が向きにくい点もあると感じるので、興味を持たせることができる取り組みが必要であると思う。 昨年度、統合した邑知小学校の児童たちは、お互いの学校の本を楽しんで借りているようだ。 今年度も児童生徒がのびのびと読書や調べものができる学校図書館づくりを目指して努力していきたい。 |
2023年度
記入者 学校司書 |
令和5年度は学校図書員が全員異動になりました。4月3日からは5名が1校専任、1名が2校兼任でした。(計6名 内司書資格所持者3名 図書館事務員3名)。6月5日からは図書館事務員が1名増えて、全員1校専任になります。今年度から司書資格者3名は、午前中は学校図書館の仕事をして、午後はスクールサポートスタッフの仕事をすることになりました。 余喜小学校と邑知小学校が統合され、小学校は5校になりました。2校の図書館員中心に先生方、児童の皆さん、図書館ボランティアの皆さん、他校の図書館員にも手伝っていただき何とか3月までに選書、引っ越し、データ移行を無事に終えることができました。昨年度導入したグーグルのスプレッドシート等で情報を共有して作業を行いました。2つの学校の本が合わさった図書館で児童がより読書に親しみ、学習しやすくなるといいなと思います。 一昨年度から、地元・平 昭七(たいら しょうしち)記念財団様からの寄付により、小学校(4年生から6年生が対象)、中学校(全学年対象)に電子書籍が導入されました。電子書籍の活用については、先生が運営・管理されている学校、図書館員に任される学校と、学校毎に違います。学校図書館にはない本もたくさんあって児童・生徒の読書の幅が広がっているようです。 今年度4月からは、マスクをはずす等感染症対策が緩和されました。ますます児童生徒がのびのびと読書や調べ物ができる学校図書館づくりを目指して努力していきたいと思います。 |
2022年度
記入者 学校司書 |
令和4年度の学校図書館職員数及び勤務校は昨年度と変わらず、異動はありませんでした。6名が1校専任、1名が2校兼任です。(計7名 内司書資格所持者2名 図書館事務員5名)羽咋市の学校施設長寿命化計画によると、再編案として小学校の統合方針が示されており、今後詳細が決まり次第学校図書館もそれに従って動いていく予定です。 今年度、地元・平 昭七(たいら しょうしち)記念財団様からの寄付により、小学校(4年生から6年生が対象)、中学校(全学年対象)に電子書籍が導入されました。電子書籍の活用について今後検討し、より良い読書環境を作るため取り組んでいくつもりです。 また、羽咋市は電子化に積極的に取り組んでおり、それに倣い、昨年度はグーグルのスプレッドシートを利用して学校図書館職員の情報共有や日常業務で生じる質問に回答するためのシートなどを作成して活用しました。この実績をもとに学校教育課に職員が図書館で仕事をするときにインターネットを使うことができるよう依頼をしていましたが、今年度1人1台クロームブックを支給してもらえることになりました。この環境を活用し、図書館内で効率の良い仕事に励んでいきたいと思います。
まだまだ感染症対策が必要な時期が続きます、児童生徒が安心安全に読書や調べ物ができる学校図書館づくりを目指して努力していきたいと思います。 |
2021年度
記入者 学校司書 |
2021年度は、学校図書館事務員が1名増員されました。さらに1名図書館司書資格を取得し、学校図書館司書も1人増えました。合わせて7人体制になりました。7人の内、6人が1校専任、1人が2校兼任です。(学校図書館司書 2名・学校図書館事務員 5名)
昨年度もそれぞれの学校で、感染防止の工夫をしながら読書推進活動に取り組みました。 ・読書ビンゴ(マスに本の分類を書き、いろんなジャンルを読んでもらう) 読書ビンゴは密を防ぐため、開催できない学校もありました。カウンター内の図書委員は一人にし、異学年の接触を防ぐため借りられる曜日を学年ごとに割り振りました。利用できるのは週に一度なので、借りられる冊数は5冊にし、貸出作業だけで手いっぱいでした。 ・本のおみくじ(分類を書いた紙を箱に入れ利用者に引いてもらい、出た分類の本を借りる) 分類を知るきっかけになりました。図書委員会が自主的に考え宣伝し、実施できました。 ・学校指定の16冊の本を読んだら魔法のランプカードがもらえるイベント 達成したら、しおりをプレゼント、いつもより1冊多く借りられる等のご褒美があります。 ・読み聞かせ(iPadで読み聞かせの動画を撮影し教室で見る等、接触を減らすよう工夫) ・本しりとり(借りた本の題名でしりとりをして用紙に記入する) ・読書パズル(5冊借りたらピースも増えて、クラス毎に一枚の写真になる) 他にも、親と子のおすすめの本の紹介、本の紹介文の帯作り、本の福袋、1対1の百人一首等を行いました。 今年度も、感染対策をしながら、児童生徒が本を読んだり、調べたりできる学校図書館をめざして、努力していきたいと思います。 |
2020年度
記入者 学校司書
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・残念ながら、羽咋市での石川県学校図書館大会は新型コロナウイルス感染拡大防止の為、中止となりました。
・今年度は学校図書館事務員が1名増員され、学校図書館司書と合わせて6人体制になりました。6人の内、4人が1校専任、2人が2校兼任です。 (学校図書館司書 1名・学校図書館事務員 5名) ・新型コロナウイルス対策を行った結果、貸出や返却の手順に変化が生じています。 図書館ボランティアの方にも人数を制限した上でご協力いただいて本の消毒を行ったり、貸出の際に鉛筆記入をやめたり、貸し出す時間や曜日を学年毎に分けたりしています。 ・休校中は勤務していました。寄贈図書の登録や、新しい国語の教科書に紹介されている本の整理、学級文庫の整理などを進めることができました。 今年度は、感染対策をしながらも、児童生徒が本を読んだり、調べたりできる学校図書館をめざして、努力していきたいと思います。 |
2019年度 |
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2018年度
記入者 学校司書
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・職員 5名:内訳 学校図書館司書〔非常勤職員〕1名 学校図書館事務員〔臨時職員〕4名 今年度は臨時職員が2名入れ替わりました。 5名内、2名が1校専任、3名が2校兼任です。 ・予算 平成29年度に教育委員会の担当から、予算要求をする際の資料の作成を依頼されたため、「平成30年度に購入したい本の希望リスト」を各校から提出しました。その結果、図書を購入するための予算が、今年度のみ増額となりました。図鑑等は、情報が古く、今では実態と異なる情報もあるため、買い替えにより児童生徒の探求心を刺激して、図書への魅力を高める契機になればと考えています。 ・学校図書館の取り組み ボランティアによる読み聞かせ、読書ビンゴ(様々な分野の本を読むための取り組み)や本のお楽しみ袋、ブックトーク、多読者表彰などを(イベントによっては図書委員会と協力して)行いました。 ・その他 児童の読書量を分かりやすく認識できるようにするため、読書量が一目で分かるような掲示物を作成する取り組みを行っています。また地域の方(ボランティア)の力をお借りして図書館づくりを行っています。より良い学校図書館になるよう、今年度も努力していきたいと思います。 |
平成29年度
記入者
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羽咋市は、今年度も市の臨時職員(学校図書館事務員)が4名、非常勤職員(学校図書館司書)が1名配置されました。今年度、初めて学校図書館業務の経験者で構成されました。非常勤職員は、1年間の育児休暇の後、今年度復帰できました。 昨年度もそれぞれの学校で、読書ビンゴやブックトークや本の福袋など、いろいろな取り組みを行いました。また、こまめに督促のよびかけをした結果、過去と比べて、各学校の紛失本が少なかったことが嬉しかったです。 全校が専任で配置され、全員が司書資格を取得することが理想ですが、すぐにはできないので、今はみんなで連携し、今年度も子どもたちが利用しやすい図書館を目指していきたいです。 |
平成28年度 記入者
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